西村勇紀『LIFE IS SHORT』 ハルミ『歌』

アルバムを一枚完成させるのは、とんでもなく時間と労力がかかるもので、その手法はバンドや弾き語り、アイドルやなにやらそれぞれで、基本的に興味があるものはそういった制作の部分も含めて聴かせてもらってます。

そんで昨年末に西村勇紀くんとハルミさんの新譜を買ったんだけど、この2つは是非聴いてほしいと思いました。

西村勇紀くんの『LIFE IS SHORT』は、畳み掛けるようにキラーチューンの目白押しで、そのアレンジのアイデアにただただすげえと思いました。

どれだけの時間をかけたか計り知れないけど、歌がブレてないし、なによりやり過ぎて逆に変な風になってないってのがすごい。

ハルミさんの『歌』は、それに対してひたすらにシンプルで、すごい生々しさがあります。

これはハルミさんの歌をライブで聴いてるのに近くて、音数もすくない。

この「弾き語ってる感じ」というシンプルさは、俺の次のアルバムの構想に近いので、参考にもなります。

共通してるのは自ら、または立ち会ってミックス作業をしてる(らしい)ので、自分の表現が限りなく伝えたいものが出来てるんだなあと思いました。

様々なツールがある今は、自分で音作りをするのはもはや必須スキルなのかもしれません。

絵だって描ければ描いたほうがいいし、写真だって撮れるなら取った方がいい。デザインとかそういったのも、自分のイメージがあるなら他人に丸投げするよりずっとずっといいものが出来ると思います。

これがバンドだとまた違うんだろうけど、少なくとも弾き語りの界隈では歌の力を殺してはいけないので、その点この2つのアルバムは作品として間違いなく傑作だと思います。

本人たちはどうなのかわかんないけど、聴き手としては「こんな音楽があるのか…」とびっくりしました。

すごいほんとに。

ぜひもっと売れてください。

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