やめるとかやめないとか

先日のライブで、「次回のどぶフォークでライブ活動はしばらくやめます。理由は体力の限界だからです。」と言うつもりだった。

もちろん事前に英生さんに相談して、誰のせいでもないように筋を通してから。

どのくらいそういう事を考えてたかわからないけど(少なくとも今年いっぱいが限界かなとか)、やめるったらあっさりやめようと思ってた。

俺にとっての音楽はそんなに重いものではない。

楽しい事のはずの音楽が、プレッシャーとか労力に感じた時はいつでもやめようと思ってた。

そして、そこまで思いつめてるわけでもなく、幸いファンも少ないので、こそっとやめて数年後にこそっとやって、近廣さんのように男らしくやめる事はできないだろうけど、どぶフォークで区切りをつけるならいいかな。と考えていた。

ところがライブ一週間前になると、ギターの弦を張り替えて、木の音を鳴らすように弾いていたらとても楽しいので、せっかくみんなに会えるし聴かせられる、なんて考えたらやっぱできるうちには続けたいな、とあっさり思い返した。

それほど前のライブ以来ギターを弾いていなかった。人前で歌う資格なんかないのかも。

この前の【どぶフォークVol.14】はよかった。演奏のテンションもよかったし、俺のお客さんにも堂々とおすすめできるゲスト。

んで、ステージで「歌うのやめようかと思って。でもやめるのやめます。」と言ったら思ってたより「やめないでよかった」という声があったので、まだまだやれるうちはやってもいいのかなと思いました。

考えてみ れば、家族も、仕事も、ライブハウスに来る人も誰も活動を反対してないんだから、あとは自分の問題だ。

本来は、いや、10年くらい前のほうがずっとずっと縛られてた。

なかなかしぶとい世代になってきたんじゃないでしょうか。

一番嫌なのは「昔音楽やってたよね」みたいになって死んでいく事だ。

時々でも情熱を燃やして、世の中に還元することで日々の精神が保てるんじゃあないかな。とかなんとか。

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同感!

――ギタリスト浅井健一にとってグレッチは?

たまたまね。俺の買ったグレッチが当たりだったんだわ。グレッチって当たり外れが激しくてお勧めできるギターじゃない。グレッチがギブソンやフェンダー程出来た会社じゃない()。たまに当たりがあるんだけど、そういうのはそれじゃないと出せない音があるんだ。でも、買わない方がいいと思うよ。現代のグレッチならそこそこいいんだけどオールドグレッチはやめた方がいいよ()。よっぽどいいのがあればいいよ()。千葉のグレッチだって現代のだし。

これマジで思うわ。

俺のグレッチは当たり。

絶対当たり。

だって音が好き。

平凡

音楽に触れること

新しい音楽に出会うこと

新しい音楽を作ること

どんどんとなくなってきて

部屋にはギターが掛かってるけど

迷惑をかけないように

身体が疲れている

身体が求めていない

どこかでシラけてる

どこかでブレーキがかかってる

使い古したやり方をやめて

いい加減 今を歌えよ

西日が差し込む窓

畳を焼き続ける

西村勇紀『LIFE IS SHORT』 ハルミ『歌』

アルバムを一枚完成させるのは、とんでもなく時間と労力がかかるもので、その手法はバンドや弾き語り、アイドルやなにやらそれぞれで、基本的に興味があるものはそういった制作の部分も含めて聴かせてもらってます。

そんで昨年末に西村勇紀くんとハルミさんの新譜を買ったんだけど、この2つは是非聴いてほしいと思いました。

西村勇紀くんの『LIFE IS SHORT』は、畳み掛けるようにキラーチューンの目白押しで、そのアレンジのアイデアにただただすげえと思いました。

どれだけの時間をかけたか計り知れないけど、歌がブレてないし、なによりやり過ぎて逆に変な風になってないってのがすごい。

ハルミさんの『歌』は、それに対してひたすらにシンプルで、すごい生々しさがあります。

これはハルミさんの歌をライブで聴いてるのに近くて、音数もすくない。

この「弾き語ってる感じ」というシンプルさは、俺の次のアルバムの構想に近いので、参考にもなります。

共通してるのは自ら、または立ち会ってミックス作業をしてる(らしい)ので、自分の表現が限りなく伝えたいものが出来てるんだなあと思いました。

様々なツールがある今は、自分で音作りをするのはもはや必須スキルなのかもしれません。

絵だって描ければ描いたほうがいいし、写真だって撮れるなら取った方がいい。デザインとかそういったのも、自分のイメージがあるなら他人に丸投げするよりずっとずっといいものが出来ると思います。

これがバンドだとまた違うんだろうけど、少なくとも弾き語りの界隈では歌の力を殺してはいけないので、その点この2つのアルバムは作品として間違いなく傑作だと思います。

本人たちはどうなのかわかんないけど、聴き手としては「こんな音楽があるのか…」とびっくりしました。

すごいほんとに。

ぜひもっと売れてください。

弦のはなし

俺の手は一瞬で弦を錆びさせる特殊な成分が入ってるようで、エレキギターには錆びにくいエリクサーを張ってます。

エリクサーには「ナノウェブ」だとか「ポリウェブ」だとかいう種類があるのですが、最近『オプトウェブ』という極薄コーティングのものが発売されたので張ってみました。

お尻側に搭載されたビグスビーは弦交換がめんどくさくて有名らしいですが、コツわかれば全然たいしたことなかったです。

アコースティックギターには長年ダダリオのブロンズを張っていて、太めのやつでズシズシ弾いてたのですが、ちょっと細いのにしました。

今更ですがギターには合った太さというのがあるので、俺のはたぶんこっちのが合ってるんじゃないかと思います。

Mimlus 内藤彰子 『SQUAME』

Mimlusさんの新譜を聴きましたが、本当に素晴らしい音楽で感激しています。

CDをただ出すのは今の時代では誰でもできるし、そのプロセスはどんどん簡単になってきています。

しかしMimlusさんは新譜を出す度にズレてない実験性を含んでいて、毎回クオリティもすごいです。

今回のアルバム『SQUAME』は、あまりにも自然に入ってくる音で、一曲一曲がコンパクトながらも歌詞を聴き流させない内容だったり、バランスがとれていて、ボーカルも一つの楽器のようなミックスをされていて、それぞれ表情があるのに一貫したMimlusさんの音楽という感じがしました。

併せて活動内容にも面白そうな試みがあって、いつも取り組みに注目したくなるアーティストです。

Mimlusさんの音楽はボトムがしっかりしてて、ただ感心するばかりです。

http://naitoakiko.com

(ホームページのデザインもシンプルでいいんだこれが)

ジョガーパンツ(コードつき)

ジョガーパンツって知ってますか

今流行りのボトムスで、足首のとこがキュっとなってるのがイケてるところです。

買ったんで、ついでにジョガーパンツの歌を作りました。

『ジョガーパンツ』

♩=120くらい

A7

ジョガーパンツを買ったぜ

A7

(ジョガジョガ ジョガジョガ)

D

ジョガーパンツを履いて歩くぜ

A7

(ジョガジョガ ジョガジョガ)

E

足のフィット感がとても楽ですね

A7

A7

女の子と話をしたことないけど

A7

(I didn’t speak with girl)

D

これでヤングの仲間入り

A7

(ジョガジョガ ジョガジョガ)

E

あの子と話す勢いがつくってもんさ

A7

D7

歩く昆虫図鑑と

A7

呼ばれた俺が

D7

ジョガーパンツを買ったぜ

E

ユニクロで

A7

ユニクロで

D7

(ギターソロ)

A/A/A/A

D/D/A/A

E/D/A/A

リペアショップに学ぶ仕事の質

先日、ギターを改造と調整するのにリペアショップに行ってきました。

Before
本当は友達の慶太郎くんが江古田でリペアショップをやっているので、そこにお願いするつもりだったんですが、けっこうめんどくさい改造だったし、初回はこのギターの前オーナーである石川さんが信頼しているというお店でお願いすることにしました。

(慶太郎くんごめん!フレット交換する時はお願いします)

アコースティックギターは勝手がわかるので、早さとか安さとか調整の具合でいくつかアテがあるんですが、エレキギターの場合はリペアそのものをやったことがないので、どこのお店がどういう風にやってるのか全くわかりませんでした。

こちらのお店は平井という変境地にあるんですが、ホームページをみると見事にグレッチやヘンテコなギターが集まっておられるので、ちょっと特殊な構造でも安心しました。

お店でまず見てもらって、状態と仕上がりを相談させていただいたのですが、ギターのその分解スピードの鮮やかな手さばきといったら、「これはプロだなあ」と関心しっぱなしでした。
しかも本当に丁寧。
リペアやってるとこ間近で見たことあんまないからみんな手早いんだろうけど、そういうのって大事ですよね。おれも自分の仕事に重ねて見習いました。

改造と調整内容は

  • Bigsbyアームのとりつけ(石川さんに教えてもらってヤフオクでおとした)
  • トーンユニットなくして2ボリューム配線
  • ピックアップセレクターの修理
  • 配線材全交換
  • ブリッヂ台座の固定(ピンどめ)
  • ネック調整

でした。

で、追加料金なしで2万。
これが高いか安いかわかんないですが、俺にとっては安いと思いました。

事前にメールでは「三週間程度預かります」とおっしゃってたので、楽器屋通してないから当然ですが、「早いなあ」と思いました。しかし当日相談したら「1週間から10日でできます」と言われ、結果6日で上がりました。

「あの、この構造(裏ブタとか一個しかない)めんどくさそうだしいっぱい直すとこあったんですが、大変でしたよね・・?」

と伺ったら

「いや別に・・」

とのことなので、そんなにご負担ではなさそうでよかったです。修理待ちが少なかったとも言ってましたが。

after
 
超かっこいいんですけど

穴はなんかで塞ぎます
はじめに時間を多めに伝えて、結果それよりも早く上がるというのはプロとしては大切なことで、ここでも見習うところがありました。

リペアの世界ではたしかにこの程度なんでしょうけども、こちらでの対応と手つきのソフトな感じに感動したのと、こういう世界が新鮮に感じたのでとても楽しかったです。

石川さん、保科さん、いろいろありがとうございます。

↑二日酔い

んで、その後音出したんですが、なんつーか音がよくなりました。

これ気のせいじゃなくて、なんか全部ハマった感というか。
チューニングも安定したし、ビグスビー効果で音がブライトになるって感覚もちゃんとありました。
(ちなみにこのアームは現行品で安定してるやつです。ビンテージはいろいろダメっぽい)

企業によるいじめ

世の中、昔からそうとも言う人もいるけど、個人か大企業の二択で、中小とか真ん中がどんどんなくなってったり苦しかったりします。
収入もそうだけど、一割の高所得者と9割の低所得者で、平均値にあてはまる人は実はそんなにいないとかなんとか。

SNSでよく見る仕事うまくいってる系ポストは、なんだか別世界のように感じるものもあります。

中小で働く俺たちは、日々なんとかやってってますが、基本的には大手が決めてる世の流れに逆らうと死にます。

かといって大手に再就職も考えた時期もあるけど、今更たいしていい条件でもないのに人の下で働く気にならず、今の状況に至ります。
なんかバブリーな仕事や人材が尊敬されるような風潮が嫌です。

(そう言う事いってる人間が何も生み出さないのかもしれませんがね!)

というワケで、今日は横浜、関内、寿町の音小屋です。

雨降ってたらごめん!!

あとデボラのみんなが新宿でライブする日にかぶってるけどごめん!!!

10/6(金)

寿町 音小屋(神奈川)

http://taku6.wixsite.com/necoya
【サザエさんで笑える大人になりたいなあ】
open/19:00

start/19:30

charge/¥1800(1D inc )

live/

西村勇紀

中村壮一

水玉金太又蔵

田中雅紀

在庫なくなんないんですよね。すみません。

関係ないけどまだ店頭で売ってるお店もあるよ。おれのCD。
ライブでも売ってるよ。